【映画感想:フリー・ガイ】ゲーム好きの「わかる」が詰まった映画

現在公開中の映画「フリー・ガイ」見てきました!

ゲーム好きなら「わかる…!」と頷いてしまう小ネタがたっぷりの映画でした。今日はその感想です。

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 ざっくりあらすじ

グラセフのような自由度の高いオンラインゲーム「Free City」では、プレーヤーがお気に入りのスキンを身にまとい、様々なミッションをクリアしてレベルを競い合っている。

本作の主人公はFree Cityのモブキャラ「ガイ(Guy)」。毎日同じ服を着て、毎日同じコーヒーを注文し、毎日同じセリフを話す銀行員の男。

毎日お金を奪いにやってくるプレーヤーのあしらい方も慣れたもの。

ところがある日、運命の女性プレーヤーと出会ったことで、ガイの日常は大きく変わっていく… 

 
感想
従来の主人公である”プレーヤー”ではなく、話しかけると毎回同じセリフを吐く”NPC”が主人公。この設定だけで個人的にかなり「見たい!」と思わせられる映画でした。
監督は「ストレンジャー・シングス」の製作総指揮を務めるショーン・レヴィ
メインのキャラクターである「キーズ」を演じるのは、同作でスティーブ役を演じるジョー・キーリーということで、ストレンジャー・シングス繋がりのキャスティングですね。
ストレンジャー・シングスと同じように、いろんなところにパロディが散りばめられていて、それを探すだけでもかなり楽しかったです。(ブレイキングバッドネタがあって、嬉しかったです。笑)
パロディだけでなく、ゲームあるあるが詰め込まれていたのもよかったです。
うまく扉に入れなくて、ひたすら壁に向かって前進しているプレーヤーとか、なんでもないところでひたすらジャンプを繰り返しているプレーヤーとか、いるいるwwみたいな。
ゲーム配信者が随所で出てくるところも、今ドキで楽しかったですね。もはやゲームと配信は切っても切れない関係なんだなと。
ストーリーのロジックも割としっかりしていたので、ストレスなく見れました。
メインキャラクターたちのクリエイター魂もかっこよかったです。自分の作品に誇りを持ち、他人の作品に敬意を払う姿勢が素敵…!
悪役を演じるワイティティ監督のキャラクターも、すごく癖が強くてよかったです。ちゃらっちゃらなワイティティ好きだ~~
 あとは、エンドロールを見てびっくりした人は多いはず。意外な人が意外な役でカメオ出演していて、噓でしょ!?となりました。とある人ははっきりとわかる出演の仕方をしていましたが。笑
 
この映画をまとめると、↓こんな感じでしょうか?
 
<こんな人にオススメ>
「ゲーム」というものに、ある程度慣れ親しんでいる人
 
<向いていない人>
あまりゲームをやったことがなく、モブキャラとか、NPCとか聞いてもピンとこない人
 
ゲーム文化に触れたことがある方はぜひ見に行って欲しいです。フフッとなる瞬間が必ずあります!