明るいホラーは恐ろしい:禍話【7/25まで無料視聴可能】

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Twitterで話題になっていた、

テレビドラマ「禍話(まがばなし)」見ました。

7/25までGyaoTverで配信されているようなので、

まだ見てないよ、という方はぜひぜひ。

45分でさくっと見れるホラーです。

(たった45分とは思えないほどヘビーでしたが…)

 ▼Gyao:7/25まで視聴可能

gyao.yahoo.co.jp

あらすじ(Gyaoより引用)

フリーライターの加藤よしの(水谷果穂)と

大学の先輩で古書店店主のかぁなっき(入野自由)は、

ネットラジオ『禍話』の配信者。

かぁなっきが独自に仕入れて見聞きしたリアルな怖い話には

多くのリスナーがついており、 語られた怖い話を

“さらに怖くリライトした二次制作「禍話リライト」”も

また話題になっていた。ある日、いつもの配信で

よしのがかぁなっきから聞かされていたのは、

ハウススタジオとして貸し出されている

一軒家での出来事だった。

“アイドルが事故物件に潜入レポートする”という

番組企画の撮影がされており、ADの由貴(加藤小夏)、

ディレクターの森山(大水洋介)は、

アイドルのモモコ(秋山ゆずき)とともに

一家惨殺事件の起こった一軒家というニセの設定で撮影を始める。

やがて、撮影中に数々の“異変”が起こり…。

感想

私自身、ホラーや都市伝説系のyoutuberが好きで、

よく動画を見ているのですが、

恥ずかしながら元ネタとなった「禍話」は

聞いたことなかったです。

(見てみたい!と思いつつも、

ドラマを見たら怖くなって見れないかも…笑)

ただ、身近な存在であるからこそ、

最初に出てくる「何が起きても責任は取れません」という

注意書きがリアルに感じられてゾクッと来ますね。

あと、白昼堂々怪異が起こるのも、

絶望感があって怖い。

幽霊なんだから闇に潜めよ!と思うのですが、

遠慮なしに出てきやがります。

夜の怪異は日が昇ったら終わるんじゃないの?という、

希望が多少ありますが、

昼の怪異はもうあきらめるしかないですよね。

どこにも逃れるすべがないし、

見たくないものまではっきりと見えてしまう。

ミッドサマーのコピーに「明るいのに恐ろしい」

というものがありましたが、

「禍話」は「明るいから恐ろしい」と感じるホラー。

45分という短い時間に、

ギュッと恐怖を閉じ込めた面白い作品でした。